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6月4日むし歯予防の日に寝屋川の小学校で歯みがき大会が開催されました。

「全国小学生歯みがき大会」は、子供たちの健康な歯と口を守るため1932年にスタートした活動で

今年は海外の学校を含めた2893校が参加しているそうです。

 

今大会は大会内容を収録したDVD教材を使って実施し小学生に歯と口の健康に関する「気づき」を与え、

健康意識を育むことに重点を置き、クイズや実習を交えて歯と口の健康の大切さが学べる内容でした。

 

少しその内容をお話したいと思います。

歯垢(プラーク)は細菌の塊です

1㎎の歯垢には2億~3億個の細菌がいます。

この歯垢がむし歯はもちろん歯肉炎という歯ぐきの病気を引き起こす原因となるのです。

歯肉炎とは?

歯肉炎のサインには4つあります。

 

健康な歯ぐき

歯肉炎

1.色

ピンク色

赤みをおびた色

2.形

三角形

丸くて厚い

3.硬さ

引き締まって硬い

ブヨブヨで柔らかい

4.出血

しない

歯みがきなどの軽い刺激で血が出る

 

ご自身の歯ぐき、お子様の歯ぐきを見てみてください。

歯肉炎のサインはありましたか?

しっかり歯みがきをしていないと歯肉炎は誰でもなってしまうのです!

歯肉炎になっている子供たちの数は45.3%、全国の半数近くの子供たちが歯肉炎になっているということになります。

歯肉炎は原因の歯垢を落とすことで健康な歯ぐきにもどせます

歯垢が付きやすいところは、歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間、奥歯の噛み合わせです。

特に歯と歯ぐきの境目の歯垢は歯肉炎の原因になります。

上手に歯垢を落とすためには??

歯垢をしっかりと落とすためには3つの基本があります。

1. 歯ブラシの毛先を歯の面に当てる

歯ブラシの毛先で歯垢を落とすので歯の面に毛先が当たっていないとしっかりと歯垢を落とすことが出来ません。

2.小さく動かして磨く

1cmくらいを目安に動かしましょう。大きく動かしすぎると歯と歯の間に歯ブラシの毛先が届きにくくなってしまいます。

3.軽い力で磨く

毛先が広がらない程度の軽い力でみがくことで、歯と歯の間に毛先が届きやすくなります。

強く磨きすぎると歯ぐきを傷つけてしまうので気をつけてくださいね。

以上、3つの基本を踏まえて20回以上磨いてみましょう♪

一ヶ所、20回磨くとしっかりと歯垢が取れます♪

歯ブラシでは取りきれない歯と歯の間の歯垢はデンタルフロスを使いましょう。

 

自分自身の為にしっかり歯ブラシをしましょう!

口は大切なものです。

ご飯を食べたり、お話をしたり、笑ったり。

むし歯予防のためだけに磨くのではなく未来の自分のためにも毎日歯みがきをしましょう!

 

小学生の子どもたちは鏡を見て自分のお口の中はどうなっているかを知ることができ、

健康な歯ぐきの大切さや歯みがき方法の学習、

デンタルフロスの実習を通じて歯と健康を守る「予防歯科」の理解を図るとともに、

オーラルケアを習慣化することで続けることの大切さを楽しく学べたと思います。

 

最後には未来宣言シールというものに、今叶えたい夢や目標と、そのために毎日やりきることを書いて宣言していました。

「野球選手になりたい」「テストを頑張る」「水泳大会で1位をとる」など

色々なことが宣言されていました。

皆さんも夢や目標にむかって頑張ってください!

応援しています!